【 超恐怖体験 】真夜中の山道で「女の人」に出会ったら… あなたならどうする!?

 

世にも恐ろしい体験

 

もう18年以上も前の話になりますが、私が実際に体験した「ゾッとした」出来事を記事にしてみました。いま思い出しても、とても気持ちの悪い体験になります。

 

あらすじを説明しますと… 釣り好きな私は当時、「太刀魚釣り」にハマっており、夜になると瀬戸内海の島(倉橋島)へ、およそ1.5時間ほどかけて通っておりました。

 

そんなある日、釣りを終えた帰り道で「とんでもないもの」を目撃してしまいます。…今だにその時に見た光景、また肌感覚はハッキリと覚えております。

 

世の中には出会ってはいけないものが存在していると言われてますが、何かの「引き寄せ」で出会ってしまう事もあるのでしょう… ま、大切なのは「関わらない事」です。

 

幸い、その後の人生で何らかの「悪影響」が出たような事はありませんが、出来れば2度と体験したくありません。

 

当時の見たままを記事にしましたので、良かったら最後までご覧ください。

 

 

 

 

 

夜釣りを終えての帰り道

 

当時の私は、夜の「太刀魚釣り」にすっかりハマっており、しばしば瀬戸内海にある「倉橋島」という島を経由し「鹿島」という最南端にある島まで、橋を渡って釣りに行っておりました。

 

さくっと、この釣りの事を説明しますと、まず波止場などに設置してある「街灯下」の海面に、日暮れ後にプランクトンなどの微生物が寄ってきます。そして、それを食べるためフィッシュイーター(アジ、サバ、イワシなど)が集まってきて、更にそのフィッシュイーターたちを食べる為に、これまたフィッシュイーターである太刀魚が接岸してくる。そのようなロジックで、「食物連鎖」が成立し、それを利用した釣りになります。※アジをエサに太刀魚を釣る

 

そのため釣り時間は、夕まずめ頃からおよそ23時頃までというのが、通常のゲームタイムという感じになります。 ところが、この日は少し頑張っており、いわゆる「丑三つ時」と言われる2時頃まで釣りして帰る事となり、そこで事件が起きました。

 

帰り道で見たものとは!?

 

その日、そこそこの太刀魚が釣れ、釣り道具を片付け、帰路についたのは午前2時頃。 

 

出発して、およそ15分ほど車を走らせた辺りからは、民家も街灯もない寂しい「山道ゾーン」に入り、そこからしばらくの間は「全く人っ気のない界隈」を走り抜ける事となります。

 

通いなれた道を、車でいつも通りに走ることおよそ25分…  人気のないゾーンに入ったその界隈の光景は... 右側は山、左側は崖っぷち、そしてその下は海でその高さは約30mほどあります。

 

そのような完全に人っ気のないゾーンの中心エリアあたりを通過している時… 進行方向のおよそ150mほど先の右側、つまり山側の方に何かが見えました。

 

...うん?

 

その姿が直ぐに「女の人」だと分かった私は、車を減速させて近づきます。

 

その女性は私と同じ進行方向、つまり向こうを向いて右側を歩いておりましたが、こんな冬場の真夜中に、山道を歩いているのは何らか「緊急事態」という事なのか!?  

 

...そのように心配した私は、声をかけようと思ってクルマの窓ガラスをおろしました。

 

そして、その女性までの距離が約50mくらいまで近づいたあたりで、何だか「違和感」を覚えます。…但し、最初はその違和感が何だかわからないまま近づき、その距離は約15mほどまでに...。

 

そして、その辺りでその違和感の正体が、ある確信へと変わりました。

 

まず… なんとその女性は、冬場だというのに「白いハーフパンツに、白っぽい半袖Tシャツ」という恰好で歩いていたのです。

 

そんなありえない格好にも驚きましたが、違和感を感じたのはそれだけではありません。そもそも「歩き方が少しおかしいかな?」と思いましたが… よーくみると、街灯も何もない山道を歩いていたその女性は、前を向いたまま後ろに向かって、つまり「バックしながら歩いていた」のです。そこは街頭もない真っ暗な場所。

 

それも、顔はまっすぐに前を向いたまま、バックで歩いており、手足の動きもおそらく不規則にバラバラ...  よく見ると、体全体も何だか濡れているような感じでした。

 

「うわっ、これは人じゃない!」

 

私は本能的な直感で、いま目の前で見ているこの女性は「間違いなく人ではない」という確信を覚えました。ハッキリとした証拠があるわけでもありませんが、これは絶対に人ではないという風に確信した感覚は今でもはっきりと覚えております。

 

 

 

 

 

その場所でわかったこと

 

「人間じゃない」と分かった後は、直ぐに車の窓を閉め、ひたすら飛ばして帰りましたが、山道ですのでとにかくカーブの多い事に参りました。

 

恐ろしいのでバックミラーは見ないようにして、車を飛ばして帰っておりましたが、このカーブで事故でもしたら、更に恐ろしい事になるな。というような複雑な気持ちでハンドルを握っていた事を今でもはっきりと覚えております。

 

それからしばらくの間、その辺りへ夜釣りに行くことはありませんでしたが、およそ半年経った頃... 昼間の釣りでその界隈を通った時に、ある事が分かりました。

 

なんと!その女性を目撃したあたりの山側に風化しかけてボロボロになりかけていた「古い神社らしきもの」がありました。

 

それを見て、またゾッとしたのを覚えております。

 

いったい、その土地で何がおきていたのか? なんでその女性は後ろ向きで歩いていたのか? 深入りして考える事はこれからもありませんが、ボロボロになった神社らしき建物を見た時には放置されている「寂しさ」のようなものを肌で感じました。

 

このような現象は、恐らく「全国各地」で今も起きているのではないでしょうか⁉ …あるいはこれからもっと、そのような建造物は増えてくるのではないでしょうか。

 

そうなっていくと、その地場だけでなくその地域、あるいはそこから「日本全体が荒んでいく」という事になるでしょう。

 

日本の伝統文化や神仏を大切にするという、日本人特有のメンタリティーはこれからも伝承していく必要があると強く思っておりますが、特に地方は人口減少が加速する中で、どのようにしてそのような継承をしていくのか!?

 

これは、政治を中心に「国づくり」というものを一から考え直していかなければ、絶対に解決しない問題でもあります。少子高齢化、人口の一極集中... 課題はたくさんありますが、まずは国民がまともな政治家を選出する目を養っていかなければ日本は変わらない。と憂う今日この頃です。

 

最後に少し話が反れましたが、世の中のさまざまな事柄はある意味全てが繋がっております。「何かが起こる」という事は、何か起因するものがあっての事。良い事をすれば良い事が返ってくると信じ、不思議な世の中を生き抜くのも一興ですね。