味付け「ゆでたまご」とは⁉
あなたはコンビニやスーパーなどで売っている「味付ゆでタマゴ」を食べた事はありますか⁉ もしなければ、ぜひ食べてみて下さい。なかなかやみつきになる美味しさです。
はい、それでどんな味なのか?ですが、何もつけずに食べて、すでに塩味系の「深みのある味」が付いており、そのまま食べて美味しいのが「味付けゆでたまご」です。
最初から全体に塩ッ気の効いた旨味がしみわたってますから、むしろ普通のゆでたまごに後から塩をかけるより、わたしにとってはお好みの味に仕上がっています。
それにしても… 殻をかぶっているのになんで味がついているんだろう?と不思議に思われるかと思いますが、作り方と味の理由はこの後でかんたんに解説したいと思います。
栄養価の高い食材
今までは何も知らず、何も考えず、そのおいしさだけで食してましたが、タマゴというのは食物繊維とビタミンC以外の栄養素を全て含んでおり、その栄養価の高さから「完全栄養食品」とまで呼ばれるほど理想的な栄養食品とされております。
そして、その栄養分ですが、炭水化物はあまり含まれていないようですが、たんぱく質や脂質はほどよく含んでおり、さらにビタミンやミネラルも豊富なようです。
なかなか日持ちもいいし、持ち運びの管理も楽なので、釣りやキャンプなどアウトドア向けの非常食、補助食にはうってつけの食材になるかと思います。
※こちらはローソンで販売している「味付けゆでたまご」です☟
作り方はとても簡単
おいしさを求め、お湯にかける「時間加減」などを、わたしなりに模索しながら試してみました。そして、わたし好みの「ちょい半熟」の出来にいきついた作り方が以下です。
- 水の状態で生卵を水に浸します
- タイマーをセットして強火点火(タイマーは8分30秒にセット)
- 途中、沸騰がMAXになったら若干火を落とします
- 茹でている間に食塩水を準備(水500mlに対して塩100gの割合)
- タイマーが鳴ったらタマゴを取り出してお湯余熱の影響を避けます
- 茹で上がったタマゴを作った速やかに食塩水に浸します
- 冷蔵庫に入れて22~24時間おきます(大きさによって時間調整)
塩加減は食塩水に浸す時間で調整してください。わたしは、ジップロック付きの袋に食塩水を入れて、冷蔵庫で浸しておりますが、タッパーなどでも問題ありません。
※ジップロック袋の良いところは、食塩水が若干少なくて済むところです
塩加減についてですが、当初はわたしも調べた情報から、10時間~12時間くらいで試してみましたが、塩味のしみ具合がイマイチでしたので、少しずつ時間を長くしていって、「23時間」をマイベストとしました(レギュラーサイズの場合)
また、茹でている最中にひびが入ったタマゴについては、長い時間つけ過ぎるとかなり塩辛くなりますので、浸すのは「約8~10時間程度」として下さい(ご参考に)
まとめ
ちなみに、「なぜ殻があるのに食塩水につけて味がしみるんだろう?」という疑問をお持ちの方もいらっしゃるかと思いますが、タマゴの殻には目に見えないほどのミクロン級の小さな穴が無数にあいているらしく、そこから中に浸透するようです。
…ま、確かにそうでなければ自然下であった場合、タマゴそのものが「酸素不足」になって成長しませんからね~。生育に関係する大事な部分なので、当たり前と言えば当たり前なのでしょうが… 今までそこまで考えて想像したこともありませんでした。
という事で、あなたもぜひ栄養価満点の「味付けゆでたまご」作りに挑戦してみられてはいかがでしょうか⁉ お好みの味に仕上がるとひときわ嬉しいですよ~!
わたしは釣りに行く際に、必ず2個は持参するようにしてます。海上で食べるとさらに美味しくなります。 ※こだわりタマゴを使用するとさらに美味しいです
嘘か本当か分かりませんが、昔どこかで聞いた事があるのが「人間は、タマゴとバナナと牛乳さえあれば、栄養バランスを取りながら生きて行く事ができる」という事。
わたしの中では、何だか「忘れられない言葉」となっておりますが、栄養価を考えたらまんざら嘘ではないのかも?しれませんね。